SEO内部対策とは?ポイントと必須の施策8つ

Web制作

2016年09月28日

SEO内部対策とは?ポイントと必須の施策8つ

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位にランキングされることには、たくさんのメリットが得られます。オーガニックな検索を稼ぐことができますし、企業の信頼度を上げるためにも重要です。

そのため、Webサイトの制作や運用ではSEO(検索エンジン最適化)は欠かせない施策と言えます。SEOの基礎知識と内部対策のポイントについてまとめているので、Web担当者など、Web運用に関わる方に参考にしていただければと思います。

SEOの基礎知識

はじめに、SEOの基礎知識についてまとめておきましょう。

SEOとは?

Webサイトの目的はそれぞれですが、訪問者を増やす必要があることは共通しているでしょう。訪問者を増やすには、検索エンジンからの流入が非常に重要です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示されれば、たくさん訪問してもらえるようになるのです。

SEO(検索エンジン最適化、Search Engine Optimization)とは、そのために行われる方法です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、上位に表示されるよう行う対策のことです。

SEOの特徴

サイトへの集客をする方法は、SEOだけではありません。SEOの特徴は、どういったところにあるのでしょうか?

SEOの特徴として、まず第一に中長期的な対策であることがあげられます。Web広告の場合は、出稿をすればすぐに広告が表示されますよね。すぐにサイトやLPへの訪問が増えるので、短期的に成果に結びつけることができます。

対して、SEOは対策を行ったからといって、すぐに結果(検索結果の向上)にはつながりません。SEOの結果が出るのは、Googleなどのクローラーがサイトを巡回して、インデックスに反映された後です。そのため、SEOで結果を出すにはある程度の期間が必要なのです。

検索エンジンがサイトをクローリングしてインデックスする仕組みについては、下の記事で解説しています。よろしければ併せてご覧いただければと思います。

» SEOの基礎知識!検索エンジンが順位を決めている仕組みとは?

また、SEOはコストがかからない施策です。リスティングなどのWeb広告の場合は、そのための運用コストが必要になります。SEOは対策を行う工数は必要ですが、運用にはコストが必要ありません。

もう一つ、SEOはコンテンツが良いほど成果が出やすいと言えます。検索エンジンの最大手であるGoogleは、ユーザーのためになるコンテンツを重視する方針をとっています。そのため、サイトに良いコンテンツが掲載されていればSEOに良い影響が得られるのです。

SEOとSEMの違い

なお、SEOと似た言葉にSEMというものがあります。両者の違いについても簡単に触れておきましょう。

SEM(検索エンジンマーケティング、Search Engine Marketing)とは、検索エンジンからの訪問者を増やすための施策のことです。SEOは、検索結果を最適化することでサイトへの集客につなげる方法でした。

つまり、SEMとはSEOの上位にあたる概念(施策)なのです。SEMの中の一つの手法として、SEOがあるのです。SEMにはその他にも、リスティング広告などが含まれています。

内部対策と外部対策の違い

さて、検索エンジン最適化と呼ばれるSEOには、主に2種類の方法があります。内部対策と外部対策の2つです。それぞれどういった方法なのか、確認しておきましょう。

まずは内部対策から。内部対策とは、サイトの内側に行うタイプの施策のことです。内部対策を行うことで、検索エンジンへのインデックスを最適化したり、クローラーにサイトを巡回してもらいやすくします。

具体的には、各ページのメタ情報を最適化したり、HTML/CSSの構文エラーをなくすことなどがあげられます。

一方で外部対策とは、サイトの外側に行うタイプの対策のこと。具体的には、外部サイトからの被リンクがあげられます。

内部対策が注目されている昨今、外部対策の価値が下がってきたのではないか、という声も聞かれます。ですがそれは間違いで、外部対策は依然として重要な施策です。Googleもそれについては言及していて、内部対策と外部対策の両方に取り組むことが大切なのです。

内部対策のポイントと必須施策8選

ここからは、内部対策に取り組む上でのポイントや必ず取り組むべき施策を8つご紹介します。

キーワードを正しく選ぶ

内部対策を実施するためには、はじめにキーワードを正しく選ぶことが必要です。Googleは、ユーザーが入力したキーワードに見合う検索結果を出すようにしています。そのため、ターゲットとしているキーワードが間違っていると、そもそも内部対策自体がずれたものになってしまいます。

キーワードを選択するには、そのための調査や分析も必要です。キーワードを調べるには、下記のようなツールが役に立ちます。

» Google AdWords: Keyword Planner

» Google Trends

» goodkeyword – Google/Bing/Yahoo関連キーワードツール

見出しタグを最適化する

HTMLタグの中には、見出しタグと呼ばれるタグが用意されています。読んで字のごとくなのですが、コンテンツの見出しを設定するタグのことです。

見出しタグを適切に設定しておくことで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに、正しくページの内容を伝えることができるようになります。

h1タグ

見出しタグの中で最も重要なのが、h1タグです。これはページの大見出しともなるタグのことで、基本的にはページに一つしか記述されません。

h1タグを設定する時のポイントとして、ページごとに固有の内容にすることがあります。またページごとに設定したキーワードを盛り込むことも大切です。

見出しタグの階層構造

見出しタグで最も大切なのはh1タグだと述べましたが、h1の下にはh2やh3、h4などの見出しタグが続いています。ページの内容を作る時は、この階層構造についても気を配るようにしてください。h1の次にh2、その次にh3というように、順番を守るのです。

例えば、下のような順番で見出しタグが書いてあるのは正しいでしょうか?

<h1>見出し1</h1>
<h3>見出し3</h3>
<h2>見出し2</h2>
<h3>見出し3</h3>

h1の後にh3が来ているのは、正しい順番ではありませんよね。これを直すと、下のようになります。

<h1>見出し1</h1>
<h2>見出し2</h2>
<h3>見出し3</h3>
<h3>見出し3</h3>

見出しタグの順番が正しくないと、コンテンツを正しく伝えることができません。クローラーはもちろんのこと、ユーザーにとっても困ることです。見出しタグを使う時は、その順番(階層構造)も意識するようにしましょう。

titleタグを最適化する

titleタグとは、ページのタイトルを設定するタグのことです。ページのheadセクション内に、下のように記述をします。

<title>タイトル</title>

titleタグの内容は、ページには表示されません。ただし、GoogleやYahoo!などの検索結果に表示されます。検索順位にも影響してくるので、ポイントを押さえて正しく設定しておくようにしましょう。

まずは、ページごとに設定したキーワードを盛り込むことです。可能な限り前半にキーワードを入れて、ページ内容を適切に表現するようにします。文字数については、30文字程度に収まるようにしましょう。

メタタグを最適化する

メタタグとは、ページ内容を示すタグのこと。下記の2種類がありますが、内部対策を考える上ではdescriptionのみで十分でしょう。

なお、メタタグに書いた内容はtitleタグと同様にページには表示されません。ただし、Googleなどの検索結果には表示されます。

description(説明文、要約)

descriptionは、ページの要約となる説明文を指定します。titleタグと同じく、ページのheadセクション内に記述します。

<meta name="description" content="ここに説明文を記述します" />

descriptionはtitleと並んで、内部対策に大きく影響するタグになります。キーワードを盛り込みつつ、ページの内容を適切に表現していることが大切です。文字数は120字程度に収めるようにして、重要な内容は前半に入れるようにしましょう。

keywords(キーワード)

メタタグとしてもう一つ、keywordsと呼ばれるタグもあります。これはページのキーワードを指定するタグで、titleやdescriptionと同様にページには表示されません。ページのheadセクションに、下のように記述して指定します。

<meta name="keywords" content="ここにキーワードを記述します" />

少し前まではkeywordsも内部対策に重要だと言われていたのですが、現在ではSEOの効果がないと言われています。設定はしなくてもかまいません。

画像のalt属性を設定する

Googleなどの検索エンジンは、サイトを巡回する時にクローラーと呼ばれるプログラムを使っています。クローラーは画像を見ることができないので、画像の内容を伝えるための対策が必要になります。

そのための方法として、画像のalt属性を設定することがあげられます。alt属性とは、万が一画像が表示されなかった時に、代わりに表示されるテキストのことです。クローラーはこのalt属性を読むことができるので、画像の内容を正しく伝えることができるようになります。

画像のalt属性は、下のように指定します。

<img src="image.jpg" alt="ここにalt属性を記述します" />

内部リンクを充実させる

内部リンクとは、サイト内のページを移動する時のリンクのことです。内部リンクを充実させておくことで、Googleなどのクローラーがサイトを巡回しやすくなるでしょう。

内部リンクを充実させるには、特に下記の3つのポイントには注意をしましょう。

ナビゲーション

ナビゲーションとは、サイトのメニューなど重要なリンクのことです。ページの上部に表示されるグローバルナビゲーションや、メインメニュー内のローカルナビゲーション、ページネーションなどがあります。

ナビゲーションを設置する時のコツとして、画像ではなくテキストを使うことがあります。テキストを使うと、クローラーがリンクの内容を理解できるのです。画像を使う場合も、前述したように必ずalt属性を設定するようにしてください。

パンくず

パンくず(パンくずリスト)とは、いま見ているページまでの階層構造を示してあるリンクのことです。パンくずリストをたどれば、直前のページや上位のページに戻ることができます。クローラーだけでなく、ユーザーにとっても便利です。

なお、パンくずの表示方法にはいくつかの方法があります。トップページからの最短経路を表示したり、経路が複数ある場合はその全てを表示するケースもあります。どんなシーンでパンくずが使われるのかを考えた上で、最適な表示を選ぶことが肝要です。

関連記事

関連記事も、内部リンクとしては非常に大切です。関連するページへの巡回を促すことができますし、ユーザーの離脱を防いでサイトを回遊してもらえるようになります。

ブログなどのメディアでは、カテゴリーやタグをもとに関連記事を表示する方法が一般的です。独自に(スクラッチで)関連記事を表示してもいいですが、WordPressなどのCMSを使っている場合は関連記事が表示できるプラグインを活用するといいでしょう。

robots.txtを設置する

robots.txtとは、クローラーによる巡回を最適化するためのファイルのこと。

サイトの中には、巡回して欲しいページとそうでないページがあるかと思います。例えば、ファイルが見つからなかった場合に表示される404ページがあります。404ページは重要なページですが、インデックスされても仕方がありませんよね?不必要なページがインデックスされてしまうと、それ以外のページの重要度が下がってしまうデメリットもあります。

そこで使えるのが、robots.txtファイルです。クロールする必要のないページを書いておくことで、クローリングの最適化ができるようになるのです。例えば、404ページをクロール対象からはずしたい場合は、robots.txtに下のように記述します。

User-Agent:*
Disallow: /404.html

robots.txtを適切に使うことで、クローリングを最適化することができます。地味なように見えて、SEOへの効果も大きいのでぜひ導入をしてみてください。

Googleサーチコンソールを活用する

Googleサーチコンソールは、サイト運営者向けのツールです。ご紹介するように、内部対策に役立つ機能もあります。SEOを考える上でも、ぜひ活用するようにしましょう。

XMLサイトマップの送信

XMLサイトマップとは、サイトのページ一覧をリストアップしたファイルのことです。Webサイトによくあるサイトマップとは異なり、あくまでGoogleなどの検索エンジン(のクローラー)に向けたものです。

XMLサイトマップをGoogleに送信しておくと、Googleのクローラーに対して事前にページ一覧を知らせることができます。ページのURLだけでなく、重要度や更新頻度も書いてあるので、クローラーがサイトを巡回する時に役立ちます。

Googleサーチコンソールでは、XMLサイトマップの内容を確認したり、Googleに送信したりできる機能が備わっています。Webサイトを運営しているなら、ぜひとも利用するようにしましょう。

なお、XMLサイトマップはページが追加されたり更新される度に送信しておいた方がよいです。これを手動でやると大変なので、WordPressなどのCMSを使っている場合はプラグインを使って自動でXMLサイトマップの作成・送信を行うといいでしょう。

Fetch as Google

Googleサーチコンソールに備わっている機能の一つで、Webページのインデックスを促進することができます。新しくページを追加した時や、ページを更新したときに行っておくといいでしょう。

もちろん、新しくサイトを立ち上げた時もFetch as Googleをしておくことをおすすめします。Googleによるクロールを自然に待つよりは、圧倒的に速く検索結果にサイトが表示されるはずです。

あとがき

SEOの基礎知識と内部対策のポイントについて解説しました。内部対策はGoogleのコンテンツ重視の方針もあって、今後ますます重要になってくることでしょう。Webサイトの運営ではほぼ必ず実施しますので、ご紹介したポイントを中心にしっかりと取り組んでいくようにしましょう。

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