WEBサイトの運営には、様々な機能やツールを使用することで効率的に運用・管理することが可能です。
今回はWEBサイトを運用する上で必要になるツールや便利な機能を紹介します。
これから、WEBサイトを運用したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
ドメイン
WEBサイトを公開するために必要になるのがドメインです。
ドメインはインターネット上の住所のようなモノになります。
また、ドメインを入力すれば該当するサイトに訪問することも可能です。
例えば、弊社のサイトの場合「kumaweb-d.com」がドメインになります。
ドメインを取得できる、WEBサービスを紹介します。
お名前.com
老舗のドメイン取得サービスといえば、お名前.comです。
19年以上の運用実績があり、24時間365日のサポート対応が魅力になります。
使いやすいユーザーインターフェイスが人気の理由です。
ドメイン以外にもレンタルサーバー、VPS、などのサービスも提供しています。
サイトURL:https://www.onamae.com/?btn_id=about_header_logo
ムームードメイン
ロリポップを運営しているGMOペポパが提供しているサービスがムームードメインです。
豊富なドメインを提供しているだけでなく、ドメインを買い取るサービスもあります。
定期的にキャンペーンをおこなっており、低価格でドメインを取得することが可能です。
サイトURL:https://muumuu-domain.com/
エックスドメイン
エックスサーバーで有名なエックスサーバー株式会社が運営しているのがエックスドメインです。
ドメインの香辛料が安く、管理画面も使いやすいのが特徴になります。
エックスサーバーにドメインを適用しやすいので、エックスドメインはエックスサーバーを使用している人におすすめです。
サイトURL:https://www.xdomain.ne.jp/
サーバー
ドメインと同じようにWEBサイトを公開する上で欠かせないのが、サーバーです。
サーバーとは、スーパーコンピューターのようなものになります。
WEBサイトの利用者が何かリクエストをしたら、それに応じた結果を返します。
サーバーは大きく分けて「共用サーバー」と「専用サーバー」の2種類です。
まず、共用サーバーと専用サーバーの違いや特徴について説明します。
共用サーバー
共用サーバーとは、名前の通り1つのサーバーを他の人とシェアして利用するサーバーです。
例えると、マンションのようなイメージです。
安く利用でき、サーバーに関する知識がなくても使用できるのがメリットになります。
反対に、1つのサーバのCPUやメモリを他の利用者と共有するので、利用状況などの影響を受けやすいのがデメリットです。
なので、同じサーバーを共有しているユーザーのWEBサイトにアクセスが集中した場合、自分のWEBサイトが表示できないもしくは表示スピードが著しく遅くなることもあります。
専用サーバー
専用サーバーは、CPUやメモリを1人だけで使用することが可能です。
例えると、一戸建てのようなイメージです。
共用サーバーのように、他のユーザーの影響を受けることはありません。
カスタマイズなども自由にできますが、その分料金も高くなります。
また、サーバーを自分で構築すうる必要があるので、サーバーに関する知識が必要になります。
共用サーバーと専用サーバーの違いについてはわかったでしょうか。
次に、おすすめのレンタルサーバーを紹介します。
エックスサーバー
使いやすく、高機能で人気なのがエックスサーバーです。
自動バックアップ・無料独自SSL・CMS簡単インストールなど様々なサポートが充実しています。
X10・X20・X30の3つのプランが用意されており、この中から利用するプランを選びます。
各プランの料金体系は、このようになっています。
X10プラン
3ヵ月 | 税込7,128円 |
6ヵ月 | 税込10,368円 |
12ヵ月 | 税込16,200円 |
24ヵ月 | 税込27,864円 |
36ヵ月 | 税込38,232円 |
X20プラン
3ヵ月 | 税込11,016円 |
6ヵ月 | 税込17,496円 |
12ヵ月 | 税込29,160円 |
24ヵ月 | 税込52,488円 |
36ヵ月 | 税込73,224円 |
X30プラン
3ヵ月 | 税込18,792円 |
6ヵ月 | 税込31,752円 |
12ヵ月 | 税込55,080円 |
24ヵ月 | 税込101,736円 |
36ヵ月 | 税込143,208円 |
サイトURL:https://www.xserver.ne.jp/
WpX
WpXは、先ほど紹介したエックスサーバーと同じ会社が運営しています。
WpXは、エックスサーバーと違いwordpressに特化したサーバーです。
wordpressに特化することで月額500円から利用することができます。
また、サポートも充実しており、24時間365日のサポートを受けれます。
wordpressに特化しているため、通常のサーバーよりも高速・安全・快適に利用することが可能です。
料金プランはこのようになっています。
3ヵ月 | 税込9,288円 |
6ヵ月 | 税込12,528円 |
12ヵ月 | 税込18,360円 |
サイトURL:https://www.wpx.ne.jp/cloud/
ロリポップ
GMOペパボ株式会社が運営しているのがロリポップサーバーです。
このサーバーの特徴は安さになります。
月額250円からサーバーを借りることが可能です。
ホームページの移行・アップロード・メールの設定・ドメインの設定・お支払い方法・サーバーの仕様・セキュリティ・ショッピングカートなど設定マニュアルも充実しています。
料金体系はこのようになっています。
エコノミープラン | 100円 | ・MySQLデータベースが不要なサイト ・フリーメールから卒業したい方に |
ライトプラン | 250円 | ・WordPressが利用可能 |
スタンダードプラン | 500円 | ・高速なWordPressが利用可能 ・電話サポート付き |
エンタープライズプラン | 2,000円 | ・WordPressが利用可能 ・電話サポート付き ・バックアップオプション無料 ・転送量無制限 |
サイトURL:https://lolipop.jp/
さくらサーバー
歴史が長く、知名度の高いレンタルサーバーといえば、さくらサーバーです。
レンタルサーバーの他にも、VPS・クラウド・Iotなどのサービスも展開しています。
料金はこのようになっています。
ライト | 月額換算129円 | ・容量10GB ・転送量40GB/日 ・マルチドメイン20個 ・無料SSL |
スタンダード | 月額515円 | ・容量100GB ・転送量80GB/日 ・マルチドメイン20個 ・wordpress ・無料SSL ・PHPモジュールモード |
プレミアム | 月額1,543円 | ・容量200GB ・転送量120GB/日 ・マルチドメイン30個 ・wordpress ・無料SSL ・PHPモジュールモード |
ビジネス | 月額2,571円 | ・容量300GB ・転送量160GB/日 ・マルチドメイン40個 ・wordpress ・無料SSL ・PHPモジュールモード |
ビジネスプロ | 月額4,628円 | ・容量500GB ・転送量200GB/日 ・マルチドメイン40個 ・wordpress ・無料SSL ・PHPモジュールモード |
マネージド | 月額2,960円 | ・容量HDD/SSD ・転送量200GB/日 ・マルチドメイン無制限 ・wordpress ・無料SSL ・PHPモジュールモード |
サイトURL:https://www.sakura.ad.jp/
ブラウザ
WEBサイトを閲覧するために必要なのがブラウザです。
利用者の多いおすすめのブラウザを紹介します。
Chrome
豊富なプラグイン・使いやすいユーザーインターフェイスなどが特徴のブラウザがChromeです。
すばやく閲覧できるのがメリットです。
プラグインもたくさん用意されています。
おすすめのプラグインを紹介します。
Black Menu
ドキュメント・スプレッドシート・ドライブ・Gmail・カレンダーなどGoogleが提供している各種サービスにすぐにアクセスできます。
Googleが提供しているツールをよく利用している人におすすめのプラグインです。
SearchPreview
検索結果の一覧に各サイトのプレビューを画像表示するプラグインです。
プレビュー画像を表示することで、同じサイトを再訪するなどの失敗を防ぐことができます。
ダウンロードURL:https://chrome.google.com/webstore/detail/searchpreview/hcjdanpjacpeeppdjkppebobilhaglfo?hl=ja
goodbye “Zenkaku” – さよなら全角英数
タイトルの通り全角英数字を自動的に半角英数字に変換するプラグインです。
このプラグインを導入すれば、全角英数字を見ることがなくなります。
ato-ichinen
検索結果に時間のフィルターをかけることができます。
1ヵ月・1週間・24時間など期間を指定して、情報収集することが可能です。
ダウンロードURL:https://chrome.google.com/webstore/detail/ato-ichinen/pojaolkbbklmcifckclknpolncdmbaph
Scroll To Top
ボタン1つでWEBサイトのトップまで、自動的に移動できるのがこのプラグインです。
また、ページの一番下に移動したいときもボタン一つで移動できます。
サイトURL:https://chrome.google.com/webstore/detail/scroll-to-top/hegiignepmecppikdlbohnnbfjdoaghj?hl=ja
ChromeダウンロードURL:https://www.google.co.jp/chrome/index.html
FireFox
FireFoxも人気の高いブラウザです。
拡張機能もたくさんあり、ブラウザのカスタマイズも簡単にできます。
FireFoxのおすすめの拡張機能を紹介します。
Amazon Price Tracker – Keepa.com
Amazonをりょく利用する人におすすめの拡張機能がAmazon Price Tracker – Keepa.comです。
この拡張機能はAmazonの商品ページにその商品の価格推移をグラフで表示する機能になります。
ダウンロードURL:https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/the-camelizer-price-history-ch/
Tree Style Tab
タブをたくさん開きすぎると、どのようなタブが開かれてるかわからなくなりますよね。
この拡張機能を導入すれば、ツリー状にタブが整理されます。
ダウンロードURL:https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/tree-style-tab/
Adblock Plus
この拡張機能の機能は、YouTubeやWEBサイトに表示されている広告を自動的に非表示になる機能です。
このプラグインを導入すれば、広告を見る時間を省くことができます。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/adblock-plus/
消音
FireFoxから出る音だけをサイレントにする拡張機能です。
会社・公共の場でブラウザを開くときに役立つツールになります。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/muter/
FireFoxダウンロードURL:https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/
Safari
Apple社が提供しているブラウザがSafariです。
MacOSでは標準搭載されているブラウザになります。
Macで使用する場合、バッテリー効率が良いのが特徴です。
Safariのおすすめの拡張機能を紹介します。
1Password
1Passwordは、アカウントのパスワードなどを保存できる拡張機能です。
スムーズにログインしたい人におすすめの機能になります。
ダウンロードURL:https://safari-extensions.apple.com/details/?id=com.agilebits.onepassword4-safari-2BUA8C4S2C
Awesome Screenshot
この拡張機能は、WEBサイト全体をスクリーンショットで撮影できる機能になります、
Macに標準搭載されているスクリーンショット機能では、WEBサイト全体を撮影することはできません。
ダウンロードURL:https://safari-extensions.apple.com/details/?id=com.diigo.safari.awesomescreenshot-5DXNM3K2CT
WasteNoTime
この拡張機能は、表示されたWEBサイトと閲覧時間を記録するための機能です。
この機能を使用することで、ネットサーフィンの時間を管理することができます、
ダウンロードURL:https://safari-extensions.apple.com/details/?id=com.bumblebee.wastenotime-E6Q24JUVVZ
SafariダウンロードURL:https://support.apple.com/ja_JP/downloads/safari
Internet Explorer
Microsoft社が提供しているブラウザがMicrosoft社です。
Windowsの標準インストールされているブラウザなので、高い人気を誇っていました。
しかし、現在はセキュリティ問題などで利用者が減少しています。
Internet ExplorerダウンロードURL:https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17621/internet-explorer-downloads
アクセス解析ツール
WEBサイトを運営する上で欠かせないのが、アクセス解析ツールです。
アクセスを解析することで、より多くの人にWEBサイトを見てもらえます。
おすすめのアクセス解析ツールを紹介します。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Google社が提供している無料のアクセス解析ツールです。
アクセス解析ツールの中でもトップの知名度を誇る人気のツールになります。
無料で利用できますが、高機能で様々な情報を収集することが可能です。
Googleアナリティクスでは、このような情報を収集できます。
・訪問者数
・ページビュー数
・平均滞在時間
・直帰率
・ユーザーの年齢
・ユーザーの性別
・ユーザーの関心事項
・ユーザーの地域
・ユーザーの使用言語
・ユーザーの利用しているブラウザ
・ユーザーの利用しているOS
・ユーザーの利用しているデバイス(端末)
・ユーザーの行動
・ユーザーの検索したキーワード
・ユーザーのページのアクセス状況
このように、PVや滞在時間だけでなく、ユーザーの属性の細部まで情報を収集することができます。
Googleアナリティクスを導入すれば、これらの情報を元にアクセス解析ができます。
GoogleアナリティクスサイトURL:https://www.google.com/intl/ja/analytics/search.html
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、Googleアナリティクスと同じGoogle社が提供しているツールです。
このツールは、2015年5月20日まで「Webマスター ツール」という名称でした。
しかし、現在では、Googleサーチコンソールという名称に変更しています。
Googleサーチコンソールの機能を説明する前にGoogleアナリティクスとの違いについて説明します。
Googleアナリティクスは、WEBサイトにアクセスしてきた情報を取集するのに特化したツールです。
ユーザーの滞在時間・ユーザーがどのようなページを閲覧したのか・ユーザーがどのような属性なのかなどのデータを収集することができます。
Googleサーチコンソールは、WEBサイトにアクセスされる前の検索結果での表示回数・クリック回数などを知ることができます。
例えば、「ホームページ」で検索された場合、運営しているWEBサイトが何番目に表示されて、どのくらいクリックされているかも知ることが可能です。
その他にも、検索エンジンからペナルティを受けていないかも知ることができます。
検索結果で上位表示されれば、今まで以上のアクセスアップが見込めます。
Googleサーチコンソールでは、このような情報を取集することができます。
・表示回数
・クリック数
・掲載順位
・Googleからのメッセージ
・クロールの申請
・サイトマップの送信
・インデックス状況
・内部構造の状況
GoogleサーチコンソールURL:https://www.google.com/webmasters/#?modal_active=none
MIERUCA
MIERUCAは、株式会社Faber Companyが提供しているツールです。
このツールは、このような機能を利用できます。
・SEO対策を自動発見
・流入キーワード
・SEOキーワード調査ツール
・検索ユーザーニーズ調査
・アクセス解析自動レポート
・ヒートマップ
サイトURL:https://mieru-ca.com/
ahrefs
ahrefsは、競合サイトの分析やリンクを貰っているのかを判別するためのツールです。
このツールは、このような機能を使用することができます。
・競合サイトがどんなキーワードで上位表示されているキーワードがわかる
・被リンク先のサイトがわかる
・上位表示されているキーワードがわかる
競合分析するのに、便利なツールです。
サイトURL:http://ahrefs.jp/
チェックツール
最後に紹介するツールがチェックツールです。
WEBサイトを運営する上で役に立つチェックツールを紹介します。
モバイルフレンドリーテスト
モバイルフレンドリーテストは、Google社が提供しているツールです。
このツールを使えば、自分のサイトがレスポンシブに対応しているか否かがわかります。
使い方は非常に簡単で、テストしたいサイトのURLを入力するだけでチェックされます。
サイトURL:https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
読み込み速度テスト
こちらのツールもGoogle社が提供しているツールです。
このツールを使用することで、WEBサイトの表示速度を知ることができます。
表示速度が遅ければ、ユーザーが表示されるまでに離脱する可能性が高くなります。
必ずチェックしておきましょう。
サイトURL:https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp
Enno
誤字脱字をチェックするのにおすすめなのがEnnoです。
チェックしたい文章を入力して、「タイポ・/変換ミス/誤字脱字エラーをチェックする」というボタンをクリックすれば、チェックが始まります。
サイトURL:https://enno.jp/
まとめ
WEBサイト運営におすすめのツールを紹介しました。
いかがでしたか。
様々なツールを利用することで効率的にWEBサイトを運営することができます。
WEBサイトを公開してからは、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを使ってアクセス解析をしましょう。
アクセス解析をして、試行錯誤を繰り返せばWEBサイトのPVが上がります。
WEBサイトを上手く運用して、サイトの知名度を上げましょう。