どうも!くまweb広報ノダです!
制作業界のみなさんが今頭を抱えてる問題を知っていますか??
それは、、、、
AIの影響でサイトに人が集まらなくなってる!
という悩みです。
ユーザーの検索行動が「グーグル検索」からChatGPTを中心としたAIサービスによる「AIに聞く」へと変わってきているのが原因です。
しかし!待ってください。
そのAIは何を見ているんでしょうか?
そう!そうなんです!
AIもネットの世界から情報を引っぱってきているわけです。
と、いうことはAIに選ばれることでユーザーに選ばれることになると思いませんか?
それが今回のテーマである「AIO(AI検索最適化(AI Optimization))」です。
AIO?AIに選ばれるってどういうこと?

AIOという言葉自体最近生まれた言葉です。
なので、その他にもGEO(生成エンジン最適化(Generative Engine Optimization))やLLMO(Large Language Model Optimization)という呼び方をされています。
ほぼ同じ意味なのですが、
GEOは生成AIへの質問に対する最適化
LLMOはLLM(大規模言語モデル)に対するAI内部に対する対策
AIOは最も広義でAI全般に対する最適化・対策を指します。
定義が広く汎用性があるので基本的にAI検索最適化に関してはAIOで話を進めていった方が分かりやすいかなーと思います。
よって今回はAIOをベースとして書いていきたいと思います。
まず、「AIに選ばれる」とはどういうことでしょうか?
これはもうシンプルです。
あなたがChatGPTに
「上手くて、安くて、親切なコーディングの会社ってありますか?」
と質問した時に
「それはくまwebです!」
とAIが返してくれることです(笑)
そしてこのレコメンド効果はとても強力でこれまでの検索エンジンの問題点でもある「ノイズ(無駄な情報)」を除外しつつ様々な実績などを加味した上でおすすめし、その根拠も提示してきます。
つまり、検索で見つけてきた情報よりも、強くユーザーの背中を押すためコンバージョンへとつながる可能性が高くなっていくわけです。
よって、ここ最近AIO対策が重要だ!と話題になってるんですね。
AIO対策はSEO対策と違うのかい?

基本的な対策は非常に似ています。
コーディング面では、AIがサイトを正しく理解し引用しやすい構築が求められると言われています。
検索エンジンのクローラー以上に、AIは「意味」「関係」「信頼シグナル」を重視します。
したがって、文法の正確性+意味論的マークアップ+構造化データの三点セットが必須です。
また、AIは“美しいコード”を好むといわれていて
・文章の階層が正しい
・出典が明確
・情報が更新されている
・読み込みが速く軽い
この4条件を満たすサイトは、人間ユーザーにも優しく、AIにも自然に“信頼できる情報源”として扱われます。この辺はSEO対策とほぼ同じですね!
AIOではより信頼性が重要だ!

SEOでも昨今「信頼性」「権威性」が重要と言われています。
これは病気の治療の記事のSEO対策をする場合に民間療法よりもきちんとしたお医者さんの記事を上位に上げるべきだ!という考え方から強化されました。(E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性))
AIOでは、その要素がより強く影響すると言われています。
例えば下記のような要素が重要です。
現場で培った経験を共有する(Experience)
ネットに存在する情報を集めてきただけではなく、実際の自分の経験をコンテンツにすることで信頼性が高まります。くまwebで言うとこれまでのコーディングの中で起きた成功も失敗も赤裸々に共有したりするのも効果的かもです。
技術の先にある問いを語る(Expertise)
AI時代に重要な能力が「問いを生む能力」と言われています。これはAIは答えは出すけど、問い(質問)は人が考えなければいけないからです。よって問い続け掘り下げた質の高いコンテンツはAIO対策になると言えます。
人の顔が見える発信をする(Authoritativeness)
AIが発展したことで量産されたのが「顔の見えないSEO記事」です。それなりの記事が生成AIで簡単につくれてしまうためにどんどん増えています。なのでこれからの時代は何を発信したよりも「誰が発信したのか?」が重要になると言われています。アノニマスではなく誰で何をしている人なのか?がAIOに置いて重要です。
誠実で、根拠のある発言を積み重ねる(Trustworthiness)
今まで以上に積み重ねが大事だと言われています。これまでのSEOは検索エンジンに対するテクニカルな対策が有効でした。(キーワード頻出率など)しかしAIOではテクニカルな文章よりも「誠実な文章」が好まれると言われています。つまり読んでくれるターゲットをきちんと設定して、機械ではく「人に届けるコンテンツ」を意識することが大事だということです。
こうして色々考えてみると結局のところAIに選ばれるということは、
「人に選ばれる理由を、構造的に可視化した」結果ともいえますね!
これからのAIOはどうなっていくの?

最後にAIOのこれからについて考えていきたいと思います。
AIO時代において、単純にサイトの構造を最適化するだけでは十分ではないといわれています。
SNSでの影響力、メディアでの活動、他のサイトでの寄稿記事なども専門性や信頼性の重み付けになる可能性は非常に高いです(現状でもその傾向が強い)
いわば「AIに対するブランディング」ともいえます。
AIに対してどのように企業のイメージやサービスを植え付けていくかのブランド戦略を考える時代になるんじゃないかと僕は思います。
とはいえこれらはこれまでのブランディングと違い膨大な費用が必要な札束の叩き合いではなく中小企業でもしっかりと丁寧で誠実なウェブサイトや発信を続けることでAIの評価を上げることはできると思います。
なぜなら現時点ではAIは忖度をしないからです。
正確に未来を予想することはできませんが、本ブログではこれからもAI含めWeb制作全般の情報や考察を書いていきますのでよろしくお願いします👍️





