HTTPステータスコードのうち、代表的なエラーコードについてまとめました。HTTPステータスコードについても、簡単に解説しています。
HTTPステータスコードとは?
HTTPステータスコードとは、コンピュータ間でやり取りされるステータス(状態)のこと。もう少し具体的に言うと、サーバーからChromeやSafariなどのブラウザに送られてくる情報のことです。3桁の数字で表現されていて、ページを表示しているときには常にHTTPステータスコードが発生しています。
本稿では、代表的なエラーコードについてご紹介します。エラーコードとは、HTTPステータスコードの中でもエラーを示すもののこと。Webに関わるエンジニアやデザイナーにとっては基礎にあたるので、知識として持っておくといいでしょう。
代表的なエラーコードまとめ
ここではよく見かけるエラーコードを6つ取り上げました。なおHTTPステータスコードのうち、400番台と500番台がエラーコードになっています。
400(Bad Request)
入力データが間違っているときなど、サーバー側で処理できない場合のエラーコードです。
401(Unauthorized)
ベーシック認証など、ページを見るために必要な認証に失敗した場合のエラーコードです。
403(Forbidden)
ページへのアクセスが禁止されている時のエラーコードです。許可されていないファイルにアクセスしようとしたときに、403となります。
404(Not Found)
アクセスしようとしたページが見つからない場合のエラーコードです。該当するページが削除されていたり、URLが変更されている時に404となります。
500(Internal Server Error)
プログラムに問題があるときに表示されます。プログラムに不具合がある場合に、500が返されます。
503(Service Unavailable)
アクセスが集中してサーバーが落ちた時や、メンテナンスなど何らかの理由でページにアクセスできないときのエラーコードです。
あとがき
ご紹介した以外にも多数のエラーコード(HTTPステータスコード)があります。Webに携わるのであれば頻繁に目にしますので、本記事でご紹介した代表的なエラーコードは基礎知識として持っておきましょう。