[ランキング]多言語化サイト構築に使えるWordPressプラグイン

WordPress

2019年10月20日

「採用のため日本語以外の言語に対応したページをつくらなければならない」
「観光情報や地域のインフラ情報を日本語を母語としない人に伝えたい」

人手不足による外国人の採用やインバウンド増加による情報発信のため、WEBサイトに日本語以外の言語でページ展開しなければならない状況も増えました。

WEBサイトの多言語対応はかなり切実な問題となってきていますが、別のサーバーに新規サイトとして言語ごとのWEBサイトをつくってもらうようWEB制作会社に依頼するほど予算、運営者のリソースに余裕がない…そんな場合は、WordPressで構築されたWEBサイトであればプラグイン活用でコードを書くことなく多言語化展開できます。

■WordPressプラグインでWEBサイトを多言語化するメリット
・既存サイトを活用するため一からWEBサイトを新規制作する費用がかからない
・複数のWEBサイトを構築せずに済むため制作後のWordPressのメンテナンスやサーバの管理が楽
・設置時にわからないことがあってもインターネット上に情報が多く解決しやすい

WordPressはプラグインの数も使っている人も多いので、このCMSで最初に構築していると運営上のメリットがたくさんありますね。

さて、多言語化プラグインもさまざまなものがありますので、この記事では導入に手間がかからないプラグインを厳選し、ランキング形式で3つ発表致します!

■ランキング上位のプラグインがオススメの方
・プラグインの操作に慣れていない
・今すぐ多言語対応ページを作ってしまいたい
・無料のプラグインが良い

つまり、このプラグインランキングの基準は「操作が簡単で素早く設置でき、費用がかからない順」です。素早くできる分、設定できる項目や自由度が少ないなどデメリットもあります。プラグインを選ぶ前に、まずはどのような多言語化サイトが自社にとって必要なのか、一度立ち止まって考えてみてください。

そのランキングの前提を踏まえて、以下ランキングをチェックし、これからの作業にぴったり適した多言語化用プラグインを見つけてください!

1.国産プラグイン「Bogo」

WordPress の問い合せフォームプラグインでいちばん使われている「ContactForm7」の作者である三好隆之氏が開発したプラグインです。もちろんすべて日本語で操作でき、安心して使うことができます。


https://ja.wordpress.org/plugins/bogo/

■無料
■日本語で操作OK

このプラグインを入れると、投稿や固定ページをそれぞれの言語ごとにつくることができます。1言語1ページでつくるタイプなので、言語ごとにページが増えていくイメージです。ただ自動翻訳ではないので、翻訳された本文は準備しておく必要があります。それぞれの国ごとに伝えたいことが違う場合なども文章が変えやすいです。

シンプルに固定ページと投稿ページで構成されているWEBサイトであれば、このプラグインで多言語対応が十分できます。

まずサイドメニューから必要な言語を選んで、使えるように有効化します。
操作は完全に日本語なので直感的にわかります。

投稿/固定ページ作成・編集ページ内に言語の翻訳ボタンができています。
ここからそれぞれの言語の投稿/固定ページをつくることで、各ページが紐付けられ、修正するときなども「日本語を修正したら英語、フランス語」といったように抜けにくいような導線がつくられています。

翻訳した本文を準備しておけば、WEBサイト内の導線はとてもキレイにわかりやすく仕上がります。管理者・運用者としてはとても使いやすいプラグインです。

また、言語ごとにページを作成する=言語ごとにそれぞれのURLができると、SEOの観点からもメリットが多いです。

Google 検索は、検索ユーザーの言語と一致するページを探します。引用:Google-多地域、多言語のサイトの管理

Googleのヘルプサイトにも書かれているように、検索しているユーザーと同じ言語が検索エンジンでヒットするため、言語ごとのページがあると見つけてもらいやすいと言えます。

動作も軽く、WEBサイト管理者に優しいプラグインです。
迷ったら、まずはこのプラグインから試してみて間違いないといえます。

2.マルチサイト化プラグイン「Multisite Language Switcher」

「Bogo」は1つのサイトの中に言語ごとのページを増やしていくタイプでしたが、こちらの「Multisite Language Switcher」は別のサイトとして構築できます。

WordPressの”マルチサイト”機能を使うため、サーバーもWordPressも1個でよく、その中にWEBサイトを言語ごとに分岐させてつくる形です。


https://ja.wordpress.org/plugins/multisite-language-switcher/

■無料
■WEBサイト複数型

WEBサイト制作会社からも多くの支持を得ているプラグインで、何年も継続して人気を集めています。プラグインも定期的にアップデートされているので、安心して利用できます。

このプラグインの特徴は、言語ごとにつくった複数のWEBサイトのページを裏側で紐付けし、管理者が行ったり来たりできるようになるところです。WEBサイトのマルチサイト化、そしてそれぞれの設定等は制作者がしていかなければなりませんので、「Bogo」より手順は多くなります。

<設定の流れ>
1.WordPressをマルチサイト化してそれぞれの運用を始める
2.つくったWEBサイトごとに「Multisite Language Switcher」をインストールし、「設定>言語」でそれぞれの言語を設定する
3.各言語でつくった記事に別言語の記事のリンクを入れるのは管理画面のプルダウンで記事選びが可能

こちらも翻訳した本文はつくっておかなければいけません。
言語ごとに記事内容を変えるだけでなく、WEBサイトが別なのでデザインを変えたり管理画面のカスタマイズをしたりできるのが「Bogo」と違うところです。それぞれに独自ドメインを当てることも可能。言語ごとの見せ方を変えたいなら「Bogo」より「Multisite Language Switcher」がオススメです。

3.有料高機能プラグイン「WPML」

OnTheGoSystems社が開発した「WPML」は有料プラグインの中でいちばん有名なプラグインです。多言語化の方法は「Bogo」と同じく1つのWordPressサイトの中に言語ごとのページをつくるタイプです。

WordPressユーザーのコミュニティやイベントでもよく話題に上がっており、利用方法の解説も多くのブログ、動画でされています。


https://wpml.org/ja/

■有料(登録可能サイトが3つで年間79ドル、更新費用59ドル)
■日本語で操作OK
(※購入金額は2019年10月現在のもの)

有料ですが使ってみて上手く動かなかったり満足できなかったりしたときは、返金してもらえます。30日間の返金保証が付いています。

<設定の流れ>
1.プラグインをインストールし、基本の使用言語を「日本語」に設定する(これで管理画面が日本語になります)
2.投稿ページから親記事(基本となる日本語のページ)をつくる
3.親記事のサイドメニューのプルダウンから言語を切り替えるとその言語の新ページが作成できる

こちらも自動翻訳機能は付いていないのですが、管理画面から翻訳を依頼することができます。クラウドソーシングのような形で、その記事内の本文を簡単に翻訳者に送れます。ダッシュボード内から誰に翻訳を頼むか選ぶこともでき、外注がとても楽です。見積もりを出してもらうことも可能です。

この「WPML」が人気なのはその他に、関連プラグインが充実していることも上げられます。例えば「WPML Media」を合わせて入れておくと、親記事につかったアイキャッチ画像・本文内に挿入した画像をコピーして自動で入れてくれます!翻訳した文章を入れるだけで済むのでこれはすごく楽!

このように拡張できるところが「WPML」が有料でも使われているポイントです。
ただ翻訳依頼サービスが付いていたり細かな設定ができたりして高機能なので、その分管理画面は複雑です。シンプルに言語ごとにつくった記事を紐付けたいだけであれば「Bogo」がオススメです。

4.翻訳の文章はどうやってつくるの?

プラグインのランキングはここまでですが、肝心の翻訳された文章をどうやってつくるのかに触れておきます。

◯クラウドソーシングで個人の翻訳者に頼む
◯翻訳サービスを持つ企業に依頼する
◯Googleの自動翻訳+編集

社内にネイティブがいない場合は、この3つのパターンのうちどれかを選択します。
契約書やお金に関わるコンテンツなど、間違ってはいけないものはプロのサービスに発注すると信頼できるので良いのですが、非常にコストがかかります。例えば日本語からベトナム語への契約書や手紙の翻訳を依頼すると、日本語1文字10円ほど。WEBサイト内の日本語の文字数を考えると、全部を頼むのは予算的に大変ですね。

クラウドソーシングサービスの”クラウドワークス”などをチェックすると、多くの翻訳家が見つかります。日本に来ている留学生などが登録しているようで、時給1500円〜2000円ほどで作業をしてくれます。こちらのほうが割安感はあります。

Googleの自動翻訳は無料ですが、機械によって翻訳された文章をそのままコピー&ペーストで記事にするのはスパム扱いとなる可能性があります。機械で翻訳されたものは必ず人間の目を通し、編集する必要があるのです。せっかく苦労して多言語化しても検索エンジンからペナルティを与えられてしまえば意味がありませんので気をつけたいですね。このチェックだけをクラウドソーシングサービスの翻訳家に頼む方法もあります。一から翻訳してもらうより時給はおさえられます。

もし、しっかりとSEO対策したい、検索エンジンでも見つけてもらいたいとお考えであれば、やはり翻訳からページ作成までしっかりWEB制作会社に依頼してください。お金をかけずに自動翻訳等でも対応は可能ですが、その言語に最適化されたページと文章をつくることが最大のSEO対策となります。

5.まとめ

コードが書けなくともWordPressで構築されたWEBサイトであれば、多言語化のためのページづくりはプラグインでできることがわかりました。

ただ翻訳は別途作業する必要があるため、どういった形で翻訳された文章を手に入れるかまで考えて予算取りをしなければなりません。

今はクラウドソーシングサービスも多く、初めての依頼でも翻訳家を見つけやすいので予算に合わせて依頼していきましょう。ページをつくればつくるほど費用がかさみますので、どのページを翻訳するか(日本語以外で見せる必要があるか)もしっかり計画的に考えていきましょう!

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