最近のウェブサイトはWordpress(ワードプレス)を使うことが本当に多くなりました。企業サイトも積極的に利用しています。2017年もワードプレスによるサイト作成が、トレンドになることでしょう。
そこで今回はワードプレスで本格的なウェブサイトを作る時に使えるオススメ無料テーマを紹介します。
無料なのにも関わらず、即戦力で使えるテーマばかりを選んだのでかなり参考になること間違いなしです。
Luxeritas(ルクセリタス)
最初に紹介するのは、2016年の11月に発表されたばかりの最新テーマである「ルクセリタス」。あまりにも最新すぎて、まだ知らなかった人も多いのではないでしょうか。
無料テーマはたくさん開発されてはいるものの、機能的な不全があっていきなりは普及しません。アップデートを繰り返しながら徐々に人気になっていくことが多いのですが、このテーマに限ってはリリース時点でかなりの完成度を誇っているため、今後爆発的な人気になるものと考えられます。
特筆すべきなのは表示される速度が尋常じゃないほど速いことでしょう。明らかに無料テーマレベルの速さではありません。なぜ有料にしないの?と疑問に思うレベルです。また最近では主流になりつつある「AMP」もしっかりと搭載。
「何のテーマにしようかな・・」と悩んでいるなら、とりあえずルクセリタスにしてみては?
インストールはこちら→http://thk.kanzae.net/wp/release/t2477/
STINGER8(スティンガー8)
知る人ぞ知る無料テーマの元祖・王者「STINGER」。つい最近、スティンガーシリーズ最新作である「STINGER8」がリリースされました。
ワードプレスが流行りだした頃からリリースされているスティンガーシリーズ。アップデートを重ねてついにバージョン8まで進化しました。
スティンガーはSEOに非常に強いテーマとして有名。SEOに特化しているだけではなく、デザインもカンタンにカスタマイズできるのも大きな特徴です。
数あるテーマの中でもアフィリエイト広告が貼りやすいテーマでもあり、アドセンスやバナー広告を素人でもカンタンに貼ることができます。全くイジらなくても効果的な広告配置ができることから、広告収入を得るためのサイトに最適なテーマとなっています。
昔はすべての機能を突っ込んでくれていたのですが、今は有料版ができてしまったこともあり、全ての機能が搭載されていないのが残念な点です。
インストールはこちら→http://wp-fun.com/
BizVektor(ビズベクトル)
ビジネス用途のウェブサイトをワードプレスで作る際、非常に適しているのがビズベクトルです。
正直、他のテーマに比べて目新しい機能はないのですが、一点だけ圧倒的な強みをもっています。それは「サンプルデータ」が用意されていること。
通常ならばテーマを適用した後に様々な設定や記事投稿を行わないと、サイトとして成り立ちません。しかしビズベクトルの場合は、サンプルデータをインポートするだけで「それっぽいビジネスサイト」がすぐに完成するのです。
制作会社に何万円も投資して作ってもらったサイトにも負けず劣らずのものが、数分で作ることができます。ビジネス用サイトをサクッと作りたい場合は、ビズベクトル一択と言っても過言ではないでしょう。
ちなみにビズベクトルのデザインをカスタマイズしようとした場合、素人では不可能です。デザインを変えるとなれば、有料プラグインを購入しなければならないので要注意。ノンカスタムで運用する前提でご利用ください。
インストールはこちら→https://bizvektor.com/
Lightning(ライトニング)
Lightningは先に紹介したビズベクトルの作者による、最新のワードプレステーマです。無料テーマでは、いまだあまり使われていない「Bootstrap」という最新技術を搭載しているのが特徴。
Bootstrapのおかげで、カンタンにカスタマイズできるようになっています。ビズベクトルが「カスタマイズが難しいビジネス向けテーマ」なのに対して、ライトニングは「カスタマイズがしやすい汎用テーマ」と言えるでしょう。
「ビズベクトルは好きだけどカスタマイズできないから・・」という人は、ライトニングを使ってみてはいかがでしょうか。
インストールはこちら→https://lightning.nagoya/ja/
Simplicity2(シンプリシティー2)
先述したスティンガーシリーズと双璧をなす無料テーマといえば、シンプリシティー2でしょう。
無料テーマとは思えない機能が非常に多く、ウェブサイト作成の知識が全くなくても様々なカスタマイズを感覚的に行えます。アドセンス広告を貼ったり、サイトの色を変えたりなど、ズブの素人でもサクッと変更できるのです。
SEOに強いテーマとしても有名で、初代シンプリシティーよりも検索エンジンに上位表示されやすくなるよう、内部SEOにこだわって制作されています。
インストールはこちら→https://wp-simplicity.com/
Xeory(セオリー)
SEO対策に興味のある人なら、一度は聞いたことがあるだろう「バズ部」が作った無料テーマがセオリーです。SEO対策について有益な情報をバンバン公開しているバズ部が作ったということもあり、内部SEO対策はバツグンの出来。
無料テーマには珍しいランディングページ型のサイトにできるのも魅力です。もちろん、よくある2カラムのブログ型サイトにデザインを変更することも可能。
利用者登録するのがちょっと面倒ですが、労力に見合ったリターンは必ず得ることができますよ。
インストールはこちら→https://xeory.jp/
テンプレートキング
ベタ中のベタなテーマを使いたいならテンプレートキングがオススメ。無料テーマがいくつもあり、良い意味で無難なテーマがそろっています。
ブログ系のデザインはあまりないため、ビジネス向けサイトを作りたい人にとっては、大きな力になってくれることでしょう。無料テーマであるにも関わらず、専用マニュアルもあるので、素人でも導入しやすいがうれしいところ。
インストールはこちら→https://www.templateking.jp/
Sydney(シドニー)
ここまで紹介してきたテーマはすべて日本製ですが、無料テーマには海外産のものもあります。シドニーは海外産無料テーマの代表と言えるでしょう。
非常にカスタマイズ性が高く、ちょっとイジるだけでトンデモないウェブサイトに出来る優れたテーマです。シドニーを使いこなせば、日本の無料テーマでは実現できないウェブサイトを完成させることができるでしょう。
ただし日本語には対応しておらず、全ての表示が英語なのがたまにキズ。シドニーを使いこなすためには、使い方を解説した動画を見るしかありません。
シドニーでなんとかサイト制作したいという人は、動画を見ながらイジってみてはいかがでしょうか。海外は少しでもクオリティーの高いテーマはすぐに有料化してしまうのですが、シドニーはまだ無料で配信しているため、今がタダで入手する最後のチャンスかもしれません。
インストールはこちら→https://ja.wordpress.org/themes/sydney/
LAYERS(レイヤーズ)
レイヤーズも海外産の無料テーマです。日本の無料テーマでは見られないようなデザインが魅力的で、他のサイトとは一線を画す見栄えにすることができます。海外産なのでやっぱりすべて英語表示ですが、ワードプレスに慣れている人なら何となくわかるUI(ユーザーインターフェース)が魅力です。
レイヤーズを使いこなすことができれば、「これは結構お金かかってるな・・」というサイトができること間違いなし。頑張って挑戦するだけの価値はありますよ。
ちなみにレイヤーズは無料版以外にも有料版があります。しかし無料版でも十分に機能があるため、わざわざ有料版にする必要はないでしょう。
インストールはこちら→https://www.layerswp.com/
あとがき
以上、ワードプレスでウェブサイトを作る際につかえる無料テーマを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
有料版並みの機能とデザインをもつテーマはたくさんあり、それぞれに様々な特徴やメリットをもつことを理解いただけたと思います。
今後ワードプレスを使ってウェブサイトを制作する際は、今回紹介した無料テーマをぜひ活用してみてください。