動画は集客コンテンツとして欠かせない存在となりました。InstagramのリールやYouTubeのライブ配信のほか、WEBサイトのコンテンツとしても重要な役割を果たすようになってきていますね。
Googleも全世界で多数のユーザーが動画を見ていることから、動画コンテンツに対する評価を上げたり、見つけやすくなるような仕組みを実装したりして、積極的に動画を活用するよう呼びかけを行っています。また、WEB上での動画公開の推奨や、動画のマークアップ方法の指南など、公式に動画に関する情報を提供しています。
集客するコンテンツの一つとして動画に向き合ったときに、「自分たちのジャンルではどんな動画にニーズがあるのか?」考えることになります。今回は、そんなときにマーケティングや市場調査に使えるツールを3つご紹介します。
動画のマーケティングツールは、無料で使えるもののほとんどがYouTubeチャンネル、YouTubeにアップされている動画の解析をするものです。少し狭い領域での分析になりますが、とはいえコンテンツ作りのヒントになることは間違いないので、作業時間の軽減にも役立つと思います。
無料で使えることを前提に選んだ3つのツールをご紹介していきます。
1.SNS無料分析ツール「NoxInfluencer(ノックス・インフルエンサー)」
YouTubeを中心としたコンテンツのデータ分析ツールです。有料プランもありますが、無料で使える機能も多くあります。
2.SNSアカウント解析ツール「Social Blade」
YouTubeの個別チャンネルを分析したいときは、「Social Blade(ソーシャルブレード)」が便利です。
※YouTube以外のTwitterやInstagramなどのアカウントも解析できますがYouTubeをまず例にとってご紹介します。
ブラウザGoogleChromeで開いてページの上で右クリックすると【日本語に翻訳】できます。翻訳してみたら、遜色なく日本語化されました。
■将来予測
個別チャンネルの分析画面の上部メニューに【FutureProjections(将来予測)】という項目があります。今後のチャンネルの伸びの予想が見られます。
視聴回数の伸びを資料で提示する必要があるときなど、便利です。もちろん予測ですが、予測でも数字がはっきり出ているのは資料作りに役立ちますね。
■SNSを切り替えて分析
ツール上部の検索窓横にあるタブで検索するSNSを変えることができます。
YouTube以外のSNSのアカウントチェックには、こちらから変更してご活用いただけます。
3.人気キーワード分析ツール「ラッコキーワード」
過去記事でもご紹介した「ラッコキーワード」を使うと、YouTube内の検索キーワードやサジェストキーワードをチェックすることができます。
■URL:https://related-keywords.com
■日本語
■無料版(登録不要、1日5回まで検索可)、有料版あり
検索窓の横に【サジェスト(YouTube)】のタブがあります。キーワードが見られるのでタイトルを決めるときや、コンテンツのテーマを考えるときに使えます。
YouTubeに特化したツールではないので機能は限られていますが、動作も軽くて使いやすいツールです。
詳しい使い方は過去記事:人気キーワードや検索上位ページを分析「ラッコキーワード」の使い方にありますので、SEO対策に使ってみたいという方は、よければ過去記事もご覧いただけますと幸いです。
まとめ
YouTubeチャンネルや各動画のポテンシャルや実績をリサーチできることで、より具体的なプランを立てられたり、穴場なキーワードを発見したりと、建設的な動画コンテンツの設計ができるようになります。
WEBサイトに動画コンテンツを使うことでより品質を高める(=SEO対策として効果がある)こともできます。今後もっとニーズも重要性も伸びるであろう動画はSEO対策としても価値があるコンテンツなので、分析ツールをうまくご活用していただき、より手軽に動画を作成していただければと思います。