日々忙しい業務をこなされているWEBディレクターさんや営業さんの作業の効率化に役立つツールをいろいろご紹介していますが、今回は役立つスマホアプリをいくつかご紹介したいと思います。
競合調査というとキーワードやページスピードなどSEOから見たチェックも大切です(キーワード調査なら過去記事ラッコキーワードをご参照ください)。そのほか、競合サイトのコンテンツやデザインのチェックもしなければならないですよね。
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アクセス数や流入経路など数値がわかるツールもありますが、スマホアプリだからこそ調べられる情報もあります。ポイントとして提案書に盛り込むと厚みや深さが増します。
主にカメラを活用するアプリが多いです。カメラ機能を活用することでパソコンのブラウザで使うツールにはない調べ方ができ、「スマホアプリだからこそ!」の情報が手に入ります。
今回は5つのスマホアプリをピックアップしてご紹介します。
○Googleフォト/Googleレンズ
○カラコル
○WhatTheFont
○pocket
○SimpleMind
※手軽に使い始められるよう無料で使えるiPhone用アプリに限定してご紹介します。Androidでも同じようなアプリがあると思いますので、お手数ですが、アプリストアで検索してみてください。
1. Googleフォト(レンズ)
「Googleフォト」アプリには撮影した写真に写っている文字をコピーしたり、翻訳したり、販売されているかの情報を調べたりと便利な機能が盛り込まれています。
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■アプリ名:Googleフォト
■公式サイト:https://www.google.com/intl/ja/photos/about/
写真をバックアップするストレージ機能がメインですが、写真を解析する機能も備わっています。
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アプリを開いたら、下メニューの【Googleレンズ】アイコンをクリックすることで、写真を解析する機能がスタートします。
○文字を抜き出す
写真の中にあるテキストを選択してコピーする、読み上げるなどの機能があります。
調査や企画提案には直接関係しないかもしれませんが、手元の資料にある文章をコピーしてメールやチャットで送りたいときなど、外出先での作業が楽になります。
○翻訳
写真内の文章を英語や中国語などに翻訳できます。海外のWEBサイトや広告を参照するとき、画面上の文章を日本語に置き換えてくれるので伝わりやすくなります。
○ショッピング
撮影した商品や書籍が今販売されているのか、いくらなのかなどを【ショッピング】機能で検索できます。
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類似商品も並んで出てくるので、お客様の商品と似ているものをチェックするにも役立ちます。
Googleフォト内にある【Googleレンズ】には他の機能もあります。撮影した写真を場所情報で検索したり、日付でさかのぼったりもしやすいですし、パソコンから開いても検索・ダウンロードなどがしやすく資料作成に助かります。
2. 写真からカラーコードを表示「カラコル」
撮影した写真のカラーコードがすぐチェックできるアプリです。
■アプリ名:カラコル
■公式サイト:https://travelboard.sakura.ne.jp/colorcoll/colorcoll.html
パソコンのブラウザならスポイトで簡単に色を抽出できますが、スマホで撮った写真の色をチェックしたい…そんなときはカラコルを開き調べたい色の部分をタップ。
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写り方によって色味が変動するので正確性には欠けるかもしれませんが、手軽に色チェックなら動作も軽く、シンプルで使いやすいです。もちろんスクショ画像から色を調べることも可能です。
3.AI搭載フォント検索アプリ「WhatTheFont」
撮影した画像からフォントを推測するアプリです。パソコンから使うブラウザ版もありますが、日本語に対応しておらず欧文フォントに限られます。
■アプリ名:WhatTheFont
■公式サイト:https://www.myfonts.com/WhatTheFont/
フォントを調べたい部分をタップすると、認識されたフォントの一覧がでてきます。
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見つかったフォントをこのページから購入することもできます。
「このフォントいいなあ」と思ったら調べてからデザイナーさんに連絡すると、意思疎通もしやすくなるかもしれません。
4.WEBサイトブックマーク「pocket」
見つけた参考サイトをブックマークしていけるアプリです。なんと2007年から現在に至るまで人気が続いている老舗のアプリ(サービス)です。パソコンからもアクセスできるので、スマホでメモ→パソコンで閲覧もスムーズです。
■アプリ名:Pocket
■公式サイト:https://help.getpocket.com
WEBサイトの保存にはメモアプリ「Evernote」のWEBクリップ機能など類似するものがありますが、「Pocket」は動作が軽くてブラウザから2タップ程度ですぐに保存できるので使いやすいです。機能もWEBサイトの保存メモとして限定されているので、【ブラウザから保存→検索】が直感的に行なえます。
▼例えばSafariからPocketへブックマークする場合、メニューのブックマークアイコンをクリック。
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【Save to Pocket】が出てくるので、こちらをクリックして保存完了です。
▼保存したページは検索して見つけられる
ごちゃごちゃに保存してしまったとしても、ページタイトルに入っているワードであれば検索して見つけることが可能。プレミアム会員登録するとページ内のワードも検索できるようになるそうですが、リサーチに使うのであれば無料版で十分です。
WEBページを保存することにためらいがなくなるので、「調べていたページ、どこだったっけな?」が一切なくなります。
5.マインドマップアプリ「SimpleMind」
アイデア、思いつきをメモして構成していくマインドマップ。様々なアプリがありますが、直感的に使えて発想が豊かになる「SimpleMind」は企画を考えるときに活躍してくれます。登録不要で、ダウンロードしたらすぐ使い始められます。
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アプリ名:SimpleMind
公式サイト:https://simplemind.eu
画面上でタップして文字を入力したり、ツリー状にしたりして、頭の中を整理していけます。有料にすると画像を入れたり、誰かと共有できたりと機能が拡張されます。有料版は1220円で買い切りです。
パソコンよりもかなり操作が簡単でスムーズですので、考えていることをどんどんマップ上に書いていけます。アプリ内にいくつもマインドマップが作成できるので、プロジェクトごとに作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
いつも必ず手元にあるスマホアプリは、メモやアイデアを記録するアイテムとして超重要ですが、最近はAIやカメラ機能も発達してきているので使い方も広がってきています。
業務改善などに役立つアプリもたくさんありますので、またご紹介できればと思っています。この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。