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WEBサイトからLINE公式アカウントへボタンやリンクで集客する方法

皆さま、こんにちは。

最近は行政組織でも活用が進む「LINE(ライン)公式アカウント」。国内で約7割が利用しているというLINEに、直接情報を配信できることから、アパレルではセールのお知らせ、行政では子育てサービスの周知といったように、さまざまなジャンルで利用されています。


参考:https://www.linebiz.com/jp/service/line-official-account/

非常に集客効果が高いといわれているLINE公式アカウントですが、再来店・再集客を目的としたサービスのため、お客様に登録してもらうことが第一のハードルとなります。店舗を持っていれば精算時などに登録を促すことができますが、インターネット経由のサービスではコミュニケーションが取れないためなかなか登録していただくことが難しいといわれています。

そこで今回はWEBサイトからLINE公式アカウントへ集客する方法について、いくつかの形をご提案させていただきます。デザイナーやシステム担当者がいなくても、この記事を読んでいただければ基本的な形ならWEBサイト上でLINE公式アカウントへ人を送ることが実現できますのでお試しください。

<基本の形>

  1. LINE公式アカウントの管理画面から”友だち追加ボタン”のHTMLタグ/QRコードを発行する
  2. WEBサイトのお好きな位置にHTMLタグをコピペする/QRコードの画像を貼る

<友だち追加ボタンを付ける場所パターン>

  1. 記事の最後
  2. サイドバー
  3. お問い合わせページ
  4. メールフォームやオーダー後のサンクスページ
  5. ページ上にポップアップ

1.LINE公式アカウントの管理画面から登録ボタンのHTMLタグ/QRコードを発行する

LINE公式アカウントにログインすると、管理画面から”友だち追加”のためのリンクやコードが発行できます。基本的にはこちらから必要なコードを発行し、WEBサイトに貼るという形です。

  • URLを作成=リンク
  • 友だち追加QRコードを作成
  • クーポンQRコードを作成
  • ボタン作成=友だち追加ボタンのHTMLタグ

発行できるコードのパターンは4つ。クーポンは使われている場合のみですが、友だち追加についてはアカウントがあればどなたでも発行し、利用できます。

■URLを作成
リンクから登録していただくのが、作業上はいちばん簡単な方法です。URLが発行されますので、WEBサイトやSNS、メールに載せておき、お客様にリンクしていただだいて登録を促します。

■友だち追加QRコードを作成
QRコードの画像がダウンロードできます。また、WEBサイトにそのまま貼れるHTMLタグも発行されるため、使いやすいほうを選択できます。

■ボタン作成=友だち追加ボタンのHTMLタグ
コピーするだけでWEBサイト上にリンク付きボタンを設置できるHTMLタグをコピーできます。ボタンの画像を作らなくてもいいため時短になります。

 2.WEBサイトのお好きな位置にHTMLタグをコピペする/QRコードの画像を貼る

WEBサイトにHTMLタグやQRコードのタグをコピペして掲載したい場合の方法をご紹介します。

管理画面上で生成されたHTMLタグを丸ごとコピーし、CMS(WordPressやWIX、Jimdoなどご利用のもの)を開いて、HTML編集ができるページにコピーして追加します。

例)WIXの場合
【HMTL埋め込み】というメニューから、HTMLタグを追加できるスペースを挿入できます。お好きな場所に埋め込みスペースをつくり、LINE公式アカウントで発行したHTMLタグをコピペするとOKです。

そのほかのサービスでも、例えばWordPressであればウィジェット、Jimdoであればウィジェット / HTML コンテンツの枠から簡単にHTMLタグを追加できます。入れたいところにタグを埋め込むことで、WEBサイトとLINE公式アカウントを繋げることができます。

それでは、WEBサイトのどこに付けるとよいか、いくつかパターンをご紹介します。

友だち追加ボタンを付ける場所パターン:a.記事の最後

商品の紹介やお店からのお知らせを書いた後に、「もっと読みたい方」「もっと早く知りたい方」へ向けて、LINE公式アカウントの案内を入れると自然な流れで集客ができます。

友だち追加ボタンを付ける場所パターン:b.サイドバー

スマートフォンからサイドバーは見づらいのですが(デザインによってはサイドバーがページのいちばん下に落ちてしまうなど目に入りづらいことがあります)、パソコンから閲覧が多いことがわかっている場合はサイドバーも選択肢の一つです。

友だち追加ボタンを付ける場所パターン:c.お問い合わせページ

LINE公式アカウントでは応答メッセージを設定することができます。特定キーワードに対して答えを設定しておくと、質問に自動で応答できます。

お問い合わせフォームのページにLINE公式アカウントもあることをアナウンスしておくと、集客できるだけでなく質問内容によってはLINE公式アカウントの自動応答で対応できます。

例えば営業時間や地図、駐車場の有無などは自動応答しやすいので、そのような問い合わせが多いのであれば、LINEへ誘導するのもよいのではないでしょうか。

友だち追加ボタンを付ける場所パターン:d.メールフォームやオーダー後のサンクスページ

お問い合わせや注文など何らかのアクションをしてくださった方は、今後もコミュニケーションを取りたいものです。メールフォームから送信後や、カートのオーダー後に出てくるサンクスページと呼ばれるページに友だち追加ボタンやLINEへのリンクの設置がオススメです。

例えばWordPressのプラグイン「MW WP Form」を使ってメールフォームを設定していれば、サンクスページは簡単に追記・変更できます。ショッピングカートにも編集機能があることが多いので、購入者への特典などと合わせてLINE公式アカウントへ誘導するのはいかがでしょうか?

友だち追加ボタンを付ける場所パターン:e.ページ上にポップアップ

WordPressを使ってWEBサイトを構築している場合は、プラグイン「WP Popups」を使うことで簡単にWEBサイト上にポップアップを出すことができます。編集も直感的にでき、もともとのデザインに影響がないので、専門的な知識がなくても設置できます。

■WP Popupsの使い方
プラグインをインストール、有効化し、【Setup】からまずポップアップに出したい内容を記入していきます。Popupに名前を付け、Blankから新規作成します。

記事を書くのと同じように、ポップアップの中に入れたい内容を書き込んでいきます。

書き込み終わったら右上の【SAVE】で保存。次に左サイドバーの【Appearance】からポップアップ画面のサイズや出現場所を調整します。

右側のプレビューが思い通りのものになったら、【SAVE】→【PUBLISH】でWEBサイト上に実装します。

動作も軽く、実装も簡単なので、WordPressの方はぜひポップアップも活用してみてください。ポップアップ部分にはCSSを追加してデザインをもっと入れることも可能です。また、友だち追加ボタンも公式以外のオリジナル画像が使えますので、WEBサイトのデザインと一体感を出すこともできます。デザイナーさんや制作会社の担当者さんに相談してみてください。

まとめ

LINE公式アカウントへ集客できれば、WEBサイトでの一方的な情報提供からコミュニケーションに一歩進みます。適切な場所にリンクや友だち追加ボタンを貼り、うまく誘導していきましょう。